Cultivation 04: Arduino + サウンド

2011年 10月 17日   /   cultivation, news
Cultivation 04:Arduino + サウンド

※ 応募を締め切りました。

技術習得のためのワークショップ

Cultivation 04 “Arduino + サウンド”

電子回路で自分だけのサウンドデバイスを作る

今回のワークショップでは、デバイスとソフトウェアの総合開発環境から構成される「Arduino」を使って、自分だけの「サウンドデバイス」を作成する技術を会得します。iPodやWalkmanなど市販のサウンドデバイスはたくさんありますが、センサーなどと組み合わせることは簡単ではありません。今回、作成するサウンドデバイスは、センサーなどとの組み合わせが容易で、様々な応用が可能になります。

日 程:2011年11月26日(土) ~ 11月27日(日)

1日目(11:00 – 18:00予定)
組み立て(Arduino、マイクロSDカード、アンプ、DAC、スピーカー)
Arduinoの基本的な使い方

2日目(10:00-17:00予定)
Arduinoとセンサーの組み合わせ方法
成果発表(各自作成して頂いたデバイスで演奏して頂きます)

定 員:10名
最小実施人数:6名

参加費:15,000円 (材料費込|workshop内で作成したデバイスはお持ち帰り頂けます。)

※ “Arduino uno“をお持ちでない方で購入希望の場合、実費(¥3,000)にて代理購入し準備致します。

会 場
wowlab
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1-3-1 AER 19F
Google Map:http://g.co/maps/dr94d

講 師

久世祥三(くぜしょうぞう)

1974年福岡県生まれ。1999年多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。2001年より、サイト「久世に訊け!!」を運営し作品制作の技術的ノウハウを公開。その後、さまざまなアーティストやデザイナーと関わり、彼らの作品の技術を担当する。慶應義塾大学SFC、多摩美術大学、東北芸術工科大学での非常勤講師を経て、2009 年に「合同会社マスラックス」を設立。現在、アーティストとデザイナーのための エンジニアとして活動中。
http://www.mathrax.com

対 象(どなたでも参加可能ですが、ハンダ付け等の作業がありますので、簡単な電子工作の経験のある方を推奨します。)

  • パソコンがなくても動くインタラクティブ作品を作りたい方
  • インタラクティブな効果を作品(展示・広告など)に取り入れたい方
  • デジタルアートに興味のある方
  • デジタルサイネージなどの新しいメディアの活用方法を探している方
  • 新しいクリエイション・人事交流を求めている方

必要なもの

ハードウェア
・パソコン(MacでもWindowsでも可)
・Arduino uno(参加者各自でご準備ください。但し、希望があれば実費¥3,000にて代理購入致します。)

道具類
半田ごて、半田、半田吸い取り線、ニッパ、半田ごて台など
*道具類は主催者側でも準備致しますが、お持ちの方はご持参ください。

事前にダウンロードしていただきたいもの
Arduino(無料)

ワークショップ 内容
Cultivation 04 “Arduino + サウンド”
ワークショップ参加者の方は、こちらをご覧ください。

主催:logue
協力:MATHRAX LLC.TRUNK -Creative Office Sharing-

申し込み方法
氏名、住所、電話番号、e-mailアドレス、参加動機を明記の上、 info@project-logue.jpへお申込ください。
参加費の入金方法をご連絡します。参加費の入金をもって受付完了とさせていただきます。

申込・入金締切:11月18日(金)
ただし、定員になり次第受付を終了します。締切後にキャンセルされた場合、参加費の返金は致しません。


Cultivation 04:Arduino + サウンド

ここ最近、電子音のことを調べていて、ひとことで「電子音」と言っても、たくさんあることがわかりました。その音の聞こえ方もいろいろです。ファミコンのような懐かしいものから、本当に楽器のような音色のもの、しゃべる声なども作れ、同じハードなのにソフトの違いで聞こえ方が変わるという「サウンド」の奥の深さがわかります。

このワークショップでは、それらのサウンドの違いをいくつか紹介します。本当はすべて紹介と言いたいところですが、音について語りだすと奥が深すぎて無限にあるんじゃないかと思うので、僕が把握できたものを紹介させていただきます。

そして、それらをセンサーと絡めながら、音を鳴らしてみます。今回はセンサーとして、スライドボリュームをつかいます。単純ですが、きちんとフルスイングしてくれる(最小値~最大値まででる)ので、操作しやすいです。
※スライドボリュームは、プログラムはそのままでいろいろなセンサーと置き換えて使うことができますのでその方法も紹介します。

ワークショップの最後には、自分で作った作品を演奏してもらいます。演奏と言っても堅苦しく考えることはありません。自分だけの音を出すことができるもの(あえて楽器とは言いません)を作るので、意図せず音が鳴るだけでもおもしろいはずです。ぜひみんなに聞かせてあげてください。

このワークショップの内容で、たとえば以下のようなものをオリジナルで作ることができます。

  • 電子オルゴール
  • モバイルサウンドプレイヤー
  • モノフォニックシンセサイザー(PCM音源)

講 師:久世祥三