「lounge logue」は、あらゆるジャンルで私たちが聞いてみたい人や出来事について話を聞くための、そして、同じくそれに興味のある人たちのための場のシリーズです。
今回は、昨年12月に「コミュニティ難民のススメ −表現と仕事のハザマにあること−」を上梓した日常編集家のアサダワタルさんをお招きし、異なるコミュニティを漂泊する生き方・働き方についてお話を伺います。
「コミュニティ難民」について、同書の紹介文から一文を引用します。
仕事をする上でひとつの「これ!」といったコミュニティ(専門分野や業界)に属さず(あるいは属することができず)、かつその時々に応じて表現手法・アウトプットも特定していないことによって、周りから「結局、あの人は一体、何屋さんなのだ……?」と思われるような人、あなたの周り(あるいはあなた自身)に心当たりはないでしょうか?
「表現と仕事のハザマ」で日々悶々と(あるいは嬉々と)しながら活動している、コミュニティ難民かもしれない来場者の皆さんも交えて、そのことについて対話してみたいと考えています。
アサダワタル|日常再編集 by アサダワタル
1979年大阪生まれ。文筆・音楽・プロデュース・講師業。自称「日常編集家」。大阪市立大学法学部卒。滋賀県立大学大学院環境科学研究科博士後期課程在籍。滋賀大津と東京新橋にオフィス「事編kotoami」主宰。
芸術分野を中心に、福祉、地域政策、教育、出版、住宅など様々な領域を渡り歩きながら、既存のコミュニティのふつう・常識を「再編集」し、日常に埋もれている些細な行為や出来事をコンセプトとしてあぶり出す。その行為を通じて、新しいコミュニケーションの回路を創造することを生業としている。表現手法は、主に文章(言葉)、音楽、プロジェクト(場づくり)など。
日時|2015年2月20日(金)18:00 – 19:30
場所|SENDAI KOFFEE CO.(仙台市青葉区春日町4-25 パストラルハイム春日町1F)
参加方法|申込不要・参加無料(1オーダー制)